夫の浮気疑惑が発覚すると、誰でも自分で証拠を集めようと思いますよね。
今ではスマホやパソコン履歴から、ある程度の行動を探ることも可能です。
他にGPSを使って、夫の行動を探ろうとする人もいるでしょう。
しかしGPSは違法ではないか?と疑問に思いませんか?
証拠欲しさに何でもしてしまって、逆に訴えられる可能性だってあるわけです。
そこで今回は、
『夫婦でもGPSを使うとプライバシー侵害になるのか』
詳しく紹介したいと思います。
特に読んでいただきたいのは以下の方たちです。
- 夫が浮気してそうだから、GPSでも何でも使って証拠集めしたいと考えている方。
- GPSは、夫婦であってもプライバシーの侵害にあたるのではないか心配な方。
- どんなことをすると犯罪になるのか知りたい方。
証拠集めのはずが、泥沼な展開にならないように詳しく解説していきますね!
夫婦間でのプライバシーとは?

プライバシー・・・。
他人ならまだしも、夫婦ですと同じ家に住んでいますし、共有しているものも多いのでどこまでが違法なのか知らない人も多いはず。
そこでまずは、夫婦間でのプライバシーについて解説していきます。
夫婦間でもプライバシーはある
夫婦は様々なこのを共有しています。
例えば、
- 車
- パソコン
が、共有しているものにあたります。
しかし、スマホやカバンなど個人で所有するものを相手の許可なく、「見るな」と言われたのに勝手に見てしまうのは、
『プライバシーの侵害』
にあたります。
相手の意見を無視してプライバシーを侵害し続けた場合、それを有責として離婚される可能性もあるので、注意しましょう。
夫婦でも夫にGPSをつけることはプライバシーの侵害になるのか

夫婦間でも、基本はプライバシーがあることを自覚し、守る必要が分かったはず。
では浮気調査をする際にGPSを使用するのは犯罪にあたるのでしょうか?
証拠集めをしたい方は、よく覚えておいてくださいね!
夫婦で同意の上でのGPSをつけるのはプライバシーの侵害ではない
テレビなどで芸能人が、『夫婦でお互いの場所が分かるようにGPSで居場所が分かるようにしている』と言う話を聞いたことがありませんか?
あの場合は
『夫婦でお互いの居場所を共有してもOK!』
としているので、例え勝手に居場所を探してもプライバシーの侵害でありません。
犯罪かどうかの基準は、『相手の許可なく』と言うことなので、許可のないものは違法になると覚えてきましょう。
夫婦共有の車にGPSをつけるのは違法ではない
しかし、夫婦共有の車にGPSをつけるのは違法ではありません。
探偵に浮気調査を依頼し、GPSを取り付ける際にもつけるのは妻であり探偵はつけることはできません。
夫婦ではない第3者である探偵が、勝手にGPSを取り付けるのは違法にあたるからです。
なので、浮気調査の際に探偵からGPSをつけます!と言う探偵会社は注意した方がいいかもしれませんね!
夫婦でGPSをつけたことでプライバシーの侵害になるケースとは?
夫婦共有のものは違法ではないとお話ししましたが、基本的にな考え方として結婚している夫婦であっても、夫や妻のプライバシーを侵害することは許されません。
そのため、GPSを仕掛けたことが夫にバレるとプライバシーの侵害として、刑事告訴される場合があります。
どこまでがプライバシーの侵害に該当するのかの判断するのは難しく、相手がプライバシーの侵害であると判断した時点で、訴訟問題に発展する可能性があるのです。
夫が浮気してそうだから、GPSをつけよう!と簡単な気持ちで行わないことが大事です。
夫婦だからといってGPSをつけてバレて起こる3つのリスク

浮気の証拠を取るためにGPSをつけたことがバレた場合、具体的にどんなリスクがあるか解説します。
以下の内容をよく把握していただき、慎重に調べてくださいね!
調べたことがバレると夫婦関係も悪化しかねない
もしあなたが、GPSをつけられて行動を監視されていたとしたら夫にどんな感情を抱きますか?
自分が浮気していることが原因だったとしても、夫との信頼関係はなくなると思いますよね?
このようにGPSをつけたことがバレると、例えあちら側が悪くても夫婦関係が悪化しかねません。
夫婦関係を続けるにしても、離婚にしてもバレることはリスクが大きすぎますので注意しましょう。
違法で手に入れた証拠は無効になる可能性がある
調査によって夫の不倫が発覚したら、慰謝料請求をしますよね。
しかし、浮気調査が違法な手段によって行われとたいう旦那さんからの訴えが通った場合、これまで集めた浮気の証拠は全て無効になる可能性があります。
せっかく取った証拠で有利になるはずが、違法な行動により全て水の泡になってしまうのです。
あったはずの不倫が、なかったかのように扱われるのは許せませんね!
そんなことにならないためにも、夫にはバレないようにする。
そして、自分の証拠の取り方は違法ではないかも注意しておきましょう。
最悪、『有責にされて離婚される』かも!
悪質なプライバシーの侵害だと認められると、
逆に有責となり離婚される可能性もあります。
こちらが慰謝料を払う羽目になるわけです。
有責だと認められると、夫が離婚したいと言った場合こちらがどんなに足掻いても離婚を回避することはできません。
このようにバレると大きな3つのリスクを背負うことになります。
かなりの高リスクなので、GPSをつける際には専門の探偵に相談するなり対策をした方がいいでしょう。
自分でできるだろうと思って甘く見ると、大変なことになりかねません。
浮気調査や犯罪については探偵や弁護士などが詳しいので、
無料相談などでまずは相談してみてはいかがでしょうか?
まとめ

いかがでしたか?
最近では自分で取り付けられるGPSが販売されているので、自分で行う人も多いでしょう。
しかしこれだけのリスクがあるのを知らない人は多いはず。
浮気調査に失敗はあり得ません。
絶対にこちらが有利になるためにも、抜かりなく気をつけて証拠集めをしてくださいね!